「第4回 祝島フォトコンテスト」(2016年開催)の受賞作品を紹介します。




★金賞(1点)

「真剣に舞う」
大島 啓司 様
(広島県府中町)


★銀賞(2点)

「はいポーズ」 「出船行幸」
坂本 陽一 様 松吉 徹 様
(山口県周南市) (広島県広島市)


★銅賞(3点)

「シャギリ隊と共に行進」 「入船」 「勇姿」
山本 泰裕 様 向江 菊枝 様 野村 和彦 様
(愛媛県伊予市) (広島県広島市) (山口県平生町)


★審査員特別賞(3点)

「また来てね!幸せの桃色のハンカチ」 「出船神事」 「さようなら」
西本 篤史 様 村岡 洋臣 様 川西 敏司 様
(山口県田布施町) (広島県大竹市) (広島県広島市)


★入選(11点)
「三世代で築いた棚田」 「小祝島と小島の間に沈む夕陽」 「春の坂道」
馬谷 錬治 様 嶋田 憲一 様 吉原 妙子 様
(広島県府中町) (埼玉県さいたま市) (山口県岩国市)

「こわいよ〜」 「まつり2016祝島」 「鬼が走る」
西本 宗矢 様 竹下 裕子 様 野村 和彦 様
(山口県田布施町) (大分県中津市) (山口県平生町)

「三浦湾」 「最後の舞」 「神舞」
池田 隆夫 様 藤永 淳子 様 田中 ちづ子 様
(山口県下松市) (愛知県春日井市) (山口県岩国市)

「神官の舞」 「入船」
坂本 陽一 様 渡邊 真弥子 様
(山口県周南市) (山口県柳井市)



★スポンサー賞(3点)
     
 岩田珈琲店賞   民宿くにひろ賞   山田イサオ賞
 「こっちに投げて」   「神楽舞」   「まつり2016祝島」
 野村 和彦 様   八代 万里子 様   竹下 裕子 様
 (山口県平生町)   (広島県呉市)   (大分県中津市)




【講評】

「祝島フォトコンテスト」は4年に1度「神舞」の開催される年に行われ、今回で4回目となります、今回は前回に比べて応募作品はやや少なかったのですが、それでも、およそ百点もの出展がありました、ほんとうにありがとうございました。

この場をお借りしまして篤く御礼申し上げます。

今回のフォトコンテストの特長といたしましては前回同様「神舞」に関する写真が大半を占めました。

審査後 出展者の住所を聞き、今回も全国各地から応募があったと知り、改めておどろかされました 又、「神舞」以外の作品でも祝島の四季を写した美しい作品が数多く出展されていました。

さて、今回の金賞作品、広島県の大島様の『真剣に舞う』は同年代の少年二人が舞う「神角力」を激写したものです、危険を伴う「舞」を両脇からお父さんらしき大人が心配そうに見ている姿、そして、演じている少年の‘目’を一瞬で捉えた写真で、緊張感が伝わってくる様なすばらしい作品です、又、銀賞作品 広島県の松吉様の『出船行幸』は出船神事の一コマを撮影したもので、櫂伝馬を中心に御伴の漁船の列を上から切り取ったものです、地上からでは見られない光景であり、漁船の多さを想像さす力作です、そして、もう一つの銀賞作品、山口県の坂本様の作品『はい ポーズ』は巫女さんたちが おばあさんを囲んで談笑している所を撮影したもので、皆さんの笑顔が素晴らしく微笑ましい作品です。

その他にも素晴らしい作品が多く有り、審査する方といたしましても大変苦労致しました、ただ残念なことは前回同様、手振れやピントの甘い作品が結構あったと言うことです、手振れ・ピントには特に気を付けていただき次回の作品作りをお願いしたいと思います。

もうすでに始まっています、4年後のフォトコンテストに向けて、度々 祝島に足を運んで頂きたいと思います。

「神舞」だけではなく祝島の美しい四季を写真に収めていただき、次回の作品として出展していただくことを期待しまして、簡単ではございますが講評に代えさせていただきます。

ありがとうございました。

 

平成 28年 10月27日

 審査員代表 岩谷 昇平




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