■平成16年神舞行事表
8月16日(月) |
入船神事 |
8月17日(火) |
岩戸神楽 |
8月18日(水) |
祈願神楽 |
8月19日(木) |
夜戸神楽 |
8月20日(金) |
出船神事 |

■神舞神事
※写真をクリックすると拡大します。
◆8月16日(入船神事)
いよいよ神舞が始まりました。初日は入船神事が華やかに行われました。港の岸壁はたくさんの人でごったがえしていました。
 |
 |
 |
三浦湾に神様船が入ってきました |
神様船を出迎える櫂伝馬 |
三浦での神事 |
 |
 |
 |
三浦で神楽を奉納 |
入船神事が始まりました |
櫂伝馬が神様船を先導 |
 |
 |
 |
勇壮な剣櫂の舞い |
サイヘイ |
櫂伝馬を漕ぐ若い衆 |
 |
 |
 |
伊美別宮社から来られた宮司さん |
子太夫さん |
櫂伝馬が港へ入ります |
 |
 |
 |
櫂伝馬と神様船が港に着岸 |
シャギリ隊 |
シャギリ隊 |
 |
 |
 |
巫女さん |
港から神舞小屋へ |
江尻の大鳥居をくぐる |
◆8月17日(岩戸神楽)
2日目は雨の中での神楽になりました。それでも多くの人たちが神楽を楽しみました。
 |
 |
 |
神楽が始まりました |
神棚の前での舞い |
弓や刀を持っての舞い |
 |
 |
 |
お待ちかね「鬼と太夫さあ」の登場! |
闘いが始まりました |
太夫さあに諭される鬼 |
 |
 |
 |
客席に飛び出す |
鬼が大暴れ! |
ちょっと休憩? |
 |
 |
 |
真剣に舞いを見つめる |
子供たちの目も神楽に釘付け |
巫女さんがお守りを販売 |
◆8月18日(祈願神楽・夜戸神楽)
翌日が台風で神楽ができないかもしれないため、18日には夜8時過ぎまでかけて2日分の神楽が舞われました。
 |
 |
 |
台風に備えて櫂伝馬をロープで係留 |
舞の前に少し説明があった |
里楽師のみなさん |
 |
 |
 |
鬼の舞 |
鬼が何やらヒソヒソ話? |
子太夫さあの舞 |
 |
 |
 |
神棚の下り龍 |
天の岩戸を開く「戸取明神」 |
天の岩戸が開いた |
 |
 |
 |
子太夫さあは舞台の袖でずっと見学 |
コミカルな動きの「一番神」 |
アクロバティックな「神角力」 |
 |
 |
 |
天の岩戸を開く時は大入り満員です |
熱心に舞を見るおばちゃん達 |
祝島の名カメラマンたち |
◆8月19日(お宮参り)
台風のため午前中はお休みで、午後からお宮参りがありました。宮戸八幡宮の境内にある大歳・御歳の祠の前で神楽が奉納されました。
 |
 |
 |
宮戸八幡宮に参拝 |
大歳・御歳の祠の前で |
神楽が始まった |
 |
 |
 |
厳かな舞い |
お囃子 |
みんなでお神酒をいただく |
◆8月20日(出船神事)
朝9時から最後の神楽(鬼と太夫さあ)が舞われ、会場は大いに盛り上がりました。その後、出発の儀式が行われて出船神事へと移りました。台風一過で大変良い天気となり、海も昨日の大シケとはうって変わって凪になり、出船神事が無事に終了しました。
また4年後に再会できることを願いながら、島からそして船から互いに手を振りながら別れを惜しみました。
 |
 |
 |
最後の「鬼と太夫さあ」 |
我も我もと鬼に頭を差し出す |
鬼に子供を抱いてもらうと丈夫に育つ |
 |
 |
 |
柱に登ってアッパレ! |
笑いでいっぱい |
会場は大盛り上がり |
 |
 |
 |
御宿発の式 |
仮神殿から港へ |
御座船に乗り込みます |
 |
 |
 |
いよいよお別れです |
見送りの島民に扇を振る子太夫さん |
櫂伝馬が神舞のフィナーレを飾る |
 |
 |
 |
櫂伝馬に先導される御座船 |
御座船から別れを惜しむ |
伊美に向け遠ざかって行く船団 |
■神舞準備風景
神舞の準備は半年前から本格的に始まります。仮神殿は新しいカヤで編んだ苫で葺かれるため、2月には古いカヤを刈り取ります。ポスターやチラシの準備は春から始まり、5月頃は切り飾りの製作。7月には苫編みやしめ縄作り。櫂伝馬の準備や踊りの練習を始めるのもこの頃。8月に入ると、櫂伝馬で海上での練習が連日行われます。仮神殿を建てるための竹切り作業、そして最後の大仕事・小屋掛け作業へと続き、神舞本番を迎えます。
何から何まで手作業。しめ縄はもちろん、仮神殿を彩る切り飾りも1枚1枚手作業で切り抜かれます。切り飾りのコヨリでさえ手作業で作ってしまいます。大鳥居の額は五穀を1粒1粒接着するため製作に2ヶ月はかかるとのことです。神舞を迎えるのは大変なことで、準備は島民が力を合わせないと出来ません。でも、いろいろな準備をみんなで協力してやっていくことが島民にとっては「せえがえい」ことで、とてもやり甲斐があることです。また、こうした準備作業を通して、島民の結束が強くなり、さまざまな技術が伝承されることも重要なことです。島民が神舞を支え、神舞というお祭りが祝島を支えているのです。
 |
 |
 |
2月に古いカヤを刈り取る |
7月 カヤ干し |
7月 苫編み |
 |
 |
 |
7月22日 櫂伝馬を準備 |
7月 櫂伝馬の踊りの練習 |
8月 櫂伝馬の練習 |
 |
 |
 |
8月9日 小屋掛け |
8月14日 苫葺き |
8月15日 飾りつけ |
 |
 |
 |
完成した仮神殿 |
仮神殿を彩る切り飾り |
五穀で作られる大鳥居の額 |
■神舞特設展示
神舞間空いている櫂伝馬の倉庫を利用して、神舞作品展が行われました。リサイクル素材を利用した作品を作っている出田雅志さんをはじめ、島の人たちの芸術作品が展示されました。
このページの先頭に戻る
神舞のページへ戻る