●2004年12月の話題 |
12月23日(祝)、今年最後の朝市がありました。歳末らしく、モロバなども出品されました。
モロバを買いました チダイもありました 今井のおばさん 花や鉢植えもあります 野菜はいかがですか たくさん売れて涼くん嬉しそう
※写真提供:重村通子さん
●2004年11月の話題 |
11月17日(水)早朝、内田正洋さん率いる第二次瀬戸内カヤック横断隊の皆さんが祝島を出発しました。1週間かけて香川県・小豆島をめざします。今日は旅立ちにふさわしく、まずまずの天気でした。
カヤック隊の面々 いざ、出発! 朝日の中を進んでいくカヤック隊
※写真提供:木村力さん
※写真提供:重村通子さん
11月3日に開催された上関町の「愛ランドフェア」に神舞コーナーが出展されました。わざわざ伊美別宮社からお借りしてきた神楽のお面や、第1回祝島フォトコンテストの受賞作品などが展示されました。
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神舞コーナーの入り口 切り飾りも飾られた |
伊美別宮社から借りてきた 神舞のお面が勢ぞろい |
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出田雅志さんの作品 | 祝島フォトコンテストの受賞作品展示 |
●2004年10月の話題 |
10月31日に学校の体育館で祝島万葉祭が行われました。生徒は2人と少ないですが、会場も一体となって盛り上がりました。また、島外からもいろんな人が見学に来ていました。
10月23日(土)に東京・池袋の東京芸術劇場において、「祝島の神舞」ビデオ上映会が開催されました。社団法人全日本郷土芸能協会が主催したものです。当日は80名の定員が満員になったようです。祝島から橋部さんが特別講演の講師として出演されました。参加者の皆さんには大変好評だったようです。KRY山口放送の取材もあったようですよ。
橋部さんの特別講演 会場の窓側には切り飾りが飾られ、
神舞の雰囲気を醸し出している
台風23号は祝島より東側を通ったので、島では18号ほどの被害はありませんでしたが、北西からの高波で西波止の付け根の部分が崩れてしまいました。かなり昔(明治時代?)に作られた波止で、わりと小さい石で作られていますが、今まで一度も崩れたことは無かったらしいんですけどねぇ・・・。
●2004年9月の話題 |
台風21号の少し前から、足に番号の入った足環をはめたハトが2羽、祝島にやってきて、エベス商店から出田さんの家の前あたりに住み着いていました。宇和島(ウヤシマ)あたりで釣りをしていた漁船について祝島までやって来たらしいのですが、いったい何しにやって来たのでしょうか?伝書鳩レースの途中に台風を避けるためにやって来たのかな?それとも祝島の誰かに伝言を持ってきた?
台風18号から半月。台風被害を受けた家々の本格的な復旧工事が進んでいます。
松原さん宅は全面瓦を張り替え中。 河野さん宅の工事。
あと少しで完了。木村先生宅の工事。
屋根の上で涼君が漆喰を塗っていた。
9月24日、祝島中学校の「運動を楽しむ会」が開催されました。台風のために中止になった「さわやか運動会」の代わりに開催されたものです。体育館もガラスが何枚も割れるなど台風の被害を受けましたが、先生と生徒の皆さんや地域の皆さんの復旧作業のおかげでなんとか開催することができました。
競技数も人数も少なかったですが、生徒の二人のハツラツとした動きはすばらしかったです。最後の「松村杯争奪!祝島スナックゴルフ選手権」は列席者みんなで参加して楽しみました。
9月7日下関付近を通った台風18号により、祝島では大きな被害を受けました。数多くの民家で瓦が剥がされ、学校ではサッシの窓ガラス等が割れたり、給食室の屋根が吹き飛ばされたりの大被害でした。また7日の午前10時頃から三日間停電が続き、それに伴って水道の水が出なくなったり、電話が通じなくなったりしました。
多くの民家の瓦が吹き飛ばされた 学校は大被害 電柱も何本か折れたり傾いたりした
→「台風18号被害状況」のページへ
9月6日、YAB山口朝日放送の夕方の番組「ステーションY」の中の人気コーナー「足の向くまま 〜光と風と〜」の取材がありました。出演者はおなじみの高木伸治さんとわたなべえつこさんです。
祝島のどんな風景が紹介されるか、そしてどんな人が登場するか、お楽しみに! 放送は9月10日(金)の夕方6時18分からの番組の中だそうです。
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高木さんとわたなべさん (公民館の前で) |
島ネコにインタビュー? | すいさんかにて「万葉の碑」の取材 |
●2004年8月の話題 |
8月30日に大型の台風16号が来襲。今年は台風が多く、先日の神舞中にも日本海を通過した台風の影響で一部の予定が変更になったばかり。16号は周防灘を通って防府市付近に上陸。祝島では午後3時過ぎから3時間くらい停電。人家の辺りではそれほど被害はなかったようですが、三浦の方や農作物には被害が出ているようです。吹き戻しの西風がかなり強かったようで、その時間と満潮が重なったため、西風がもろに当る三浦側での被害が大きかったようです。海には流木も多く、船の航行には注意が必要です。
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タマちゃんかと思ったら、 長さ3mの流木が |
風で倒れてしまった稲。 刈り取りが大変だ。 |
海岸付近の草木は 潮をかぶって枯れています |
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通り矢付近の海岸道路では 側溝のフタが数箇所吹っ飛んでいた |
飛んでしまった側溝のフタ。 コンクリートでかなり重い |
普段は海に水を流す土管から、 波の力で海水が逆行して 側溝のフタを吹き飛ばした模様 |
8月21日、神舞の舞台となった仮神殿(神舞小屋)を解体しました。今日も早朝から島民総出での作業となりました。神舞小屋が解体され、櫂伝馬も引き上げられ、元の倉庫に収まりました。作業は午前中で終わり、午後からは普段の静かな祝島に戻りました。島民の皆さん、本当にご苦労様でした!
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苫を外す | 苫を運ぶ | 清掃作業 |
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柱だけになりました。手前に干して いるのは舞場に使われていたゴザ。 |
櫂伝馬も引き上げられます | 神舞小屋に使われていた竹は、 欲しい人が自由に持って帰って 畑の垣根などにリサイクルされます |
8月20日、神舞最終日です。天気も回復し海も凪になりました。出船神事が行われ、今回の神舞も無事に終わりました。また4年後に開催できますように。
→「神舞」のページにも写真を掲載しています。
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8月19日は午前中は台風の風がすごかった。午後からお宮参りが行われました。
→「神舞」のページにも写真を掲載しています。
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8月18日は台風の影響で強い風の中での舞いになりました。台風は明日が最接近ということで、夜8時過ぎまでかけて明日の分まで神楽を行いました。里楽師の皆さん、お疲れ様でした。
→「神舞」のページにも写真を掲載しています。
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8月17日から神舞の神楽が始まりました。朝から雨の一日になりましたが、なんとか夕方まで神楽が続けられました。お待ちかねの「鬼と太夫さあ」や「子太夫さあ」の舞いも行われました。今回の「子太夫さあ」もかわいいですね。(^^)
雨が強くなると苫葺きの屋根では雨漏りがするため、屋根や小屋の周りがシートで覆われたのが残念。
→「神舞」のページにも写真を掲載しています。
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7月にCDデビューした井谷将人さんが8月16日の夜、神舞小屋でライブコンサートを行いました。井谷さんは祝島出身の西岡八重美さんの息子さんです。CDデビューを応援してくれた祝島の人たちへの感謝の凱旋ライブでした。会場にはたくさんの島民の皆さんがかけつけ、手拍子で歌を楽しんでいました。
→井谷将人さんのホームページ「井谷の館」
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井谷さんの凱旋ライブ | 会場からは手拍子が |
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ちなみに司会は松本のヒサ坊でした | ライブ後はサイン会もありました |
8月16日より神舞神事が始まりました。入船神事は天候に恵まれて盛大に行われました。
→「神舞」のページにも写真を掲載しています。
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8月15日、いよいよ神舞小屋作りの最終段階、飾りつけ作業が行われました。早朝から行う予定でしたが、午前中に雨が降ったため、午後からの作業となりました。神舞小屋に祝島十六神の切り飾りが飾られると、とても華やかな雰囲気になりました。
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鳥居山の飾りつけ作業 | 切り飾りの飾りつけを開始 | 飾りつけ作業中 |
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ほぼ作業終了。華やかになりました。 | 祝島十六神の切り飾り | オンボリも準備完了 |
今年の盆踊りは、神舞小屋の近く、水産科広場で行われました。15日には井谷将人さんも参加されていました。あのマーチンさんも踊っていました。
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8月14日、早朝から苫葺き作業がありました。島のおじさんたちに混ざって、帰省した出身者の皆さんも手伝いに来ていました。
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苫葺き作業開始 | 屋根の上でも身軽に作業 | 神棚付近です |
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こちらはオンボリの準備 | 小屋の前に鳥居を立てる | 苫葺きが終わり、天井を見上げる |
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吹流しもついてほぼ出来上がり | こちらは江尻の大鳥居 | 鳥居山とヤーサーも復活! |
8月13日に入船神事の本格的なリハーサルが行われました。踊り手は衣装や化粧をつけ、引き舟・櫂伝馬・神様船を連ねての練習でした。帰省客もずいぶん増えて、見物人も多くなりました。
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三浦(神舞の発祥の地)での神事を行う広場には島のオバちゃんたちが花を植えて毎日夕暮れ時に行っては水やりをしています。こういう目立たないところでもオバちゃん達はがんばっています。
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8月9日の早朝から神舞の小屋掛けが行われました。島民(男衆)総出で丸一日作業して、神舞の舞台である仮神殿が作られました。暑い中での作業、ご苦労様でした。
尚、苫葺き作業は、台風13号の様子をみるため、延期になりました。
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地鎮祭には伊美から桐畑宮司さん が来られました |
まずは梁の木を引き上げるところから | 梁を柱にしっかり結びます |
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竹を乗せていきます | 竹を交差させて下から順に 組み上げていきます |
屋根の両側からロープで 縛っていきます |
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ちょっと一服 | 神棚の部分にはカズラをしっかり 巻きつけます |
仮神殿が組み上がりました |
8月2日から、海上で櫂伝馬の練習が始まりました。これから神舞本番まで、天気が良ければ毎日夕方4時半から練習する予定です。
(追伸。練習時間は夕方5時からになりました。4時半だとまだ暑過ぎるのと、5時にすると夕方の便で帰った人でも間に合うので。)
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8月2日、櫂伝馬が海へ下ろされました。
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台風に備えて非難させていた櫂伝馬 | ソロソロと動かします | 作業は満潮時に |
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いよいよ海へ! | 櫂伝馬に慣れているオジンたちは 少人数でもスイスイ漕いでいきます |
係留はスイサンカの東の波止へ |
●2004年7月の話題 |
7月22日から、公民館でホーランエーの踊りの練習が始まりました。
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初めての練習です | 山口朝日放送の取材もありました | 大先輩も見守ります |
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岡本さんの熱心な指導 | 将来の剣櫂・サイ幣・巫女さん候補 も練習を見つめます |
練習は真剣そのもの |
7月22日、櫂伝馬を倉庫から運び出しました。たくさんの島民の皆さんが力を合わせての作業です。
運び出した櫂伝馬の中には海水が流し込まれ、水漏れのチェックがされます。最初は木が乾燥しているので、隙間が空いていて漏るのだそうです。木が海水を含んで膨れ、そのうち漏れが止まるらしいのですが、そこまでには何日もかかるのだそうです。水漏れがひどい箇所は修理されます。
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7月19日、宮戸八幡宮で虫送りのお祭りがありました。虫送りは稲や畑の作物につく害虫を追い払うための儀式です。土用の入りの日に行われます。
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神舞まであと1ヶ月。神舞小屋に使う苫作りが行われています。作業は組毎に行われます。
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真夏の太陽にジリジリ照らされ、タコはうまみを増していきます。
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7月1日がウニの口開けでした。1日〜4日までが大潮で、島のオバちゃんたちは、ウニ採りとシゴで忙しそうです。ウニのシゴは大変ですが、採れたての新鮮なウニは甘くて旨いですよ。
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●2004年6月の話題 |
6月13日(日曜日)の午後、ヨボシの海岸でクサフグの産卵が見られました。近郊では室積の象鼻ヶ岬の海岸のクサフグ産卵が有名ですが、祝島でも昔から産卵が見られています。クサフグの産卵が見られる時期は6月の大潮の2〜3日前です。
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※写真は木村力さん撮影
●2004年5月の話題 |
5月末から特産のビワの出荷が始まりました。定期船(昼便)には箱詰めされたビワが所狭しと積み込まれます。ただ、今年は冬に2回の積雪があったためか、収穫量は例年の3分の1程度のようです。
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今年は5月7日がカタクリ(ユリ根)の口開けでした。当日は朝早くから山にユリ根を掘りに行った人も多かったようです。昔は『祝島の高級カタクリ』としてだいぶ高値で販売もされていたようで、ある程度の年齢以上の人からは、「病気の時にしか食べさせてもらえなかった」という話をよく聞きます。
以下、ユリ根を掘るところからカタクリ粉になるまでを取材しました。かなり手間のかかる作業でした。
5月2日(日)に朝市がありました。ゴールデンウイークで帰省された人も多く、大変賑わいました。今回は朝市に来られた皆さんの顔を特集してみました。
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●2004年4月の話題 |
4月18日(日)。柳井市文化財保護審議会会長の松岡先生をはじめとする遺跡調査隊の皆さんが、大遠付近の調査を行い、格子状の刻みの入った石を発見されました。もしかしたらこれが伝説の「徐福の将棋板」かも知れませんよ。
4月4日(日)。今年になってはじめての朝市が行われました。
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こりょうくれませえ | この日のタミちゃんは焼きそば屋 | ぜんざいも、うまあで |
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さあ、いらっしゃい! | ちょいと一息 | ばあちゃんは何を買うたかのんたぁ |
春の祝島と言えば、やはり山桜が有名です。今年も北野の山桜はすばらしい景観を作り出してくれました。
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サクラとハナグリ | 三浦湾からの登り道のソメイヨシノ |
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北野のヤマザクラの群生 | ヤマザクラと周防灘 |
●2004年3月の話題 |
「石垣を讃える会」の佐々木代表の呼びかけで、祝島の平さんの田圃の石垣の草刈りが行われました。祝島から橋部さんはじめ4名、上関・室津・田布施・平生・柳井・光など近郊から13名が参加されました。
平さんの田圃の石垣は昨年から注目を集めており、平さんご自身でもだいぶ草刈りをされていましたが、今回は道の下の田圃の草刈りを参加者全員で行いました。今日は天気もよくて、作業中は暑いくらいでした。2時間近く作業を行い、石垣の全貌がきれいに現れ、下からの壮観な眺めに皆さん満足げな表情でした!
●2004年2月の話題 |
早春の風物詩。ひじきの季節がやってきました。祝島のひじきはとてもやわらかいと評判です。
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2月14日に中学校の上の段々畑のカヤの刈り取りが行われました。これから新しいカヤが芽を出して育ちます。神舞の仮神殿に使われる苫は、新しいカヤを使って作られます。
●2004年1月の話題 |
1月23日、めずらしく祝島に雪が積もりました。
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雪の練り塀通り | |
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ひらぎもご覧の通り | 山の方も白くなっています |
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雪で覆われた島の家並み | |
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学校の階段も運動場も真っ白 よ〜く見ると中学校の玄関横に雪だるまが・・・ |
1月15日に綿村さん宅の餅まきがありました。久しぶりの餅まきで大変盛り上がったようです。
ちなみに祝い餅の一つは中学校の柴田先生が大きなタマですくった?らしいです。もう一つの祝い餅は藤永のおばちゃんが拾ったとか。
やっぱり祝い餅は、さたましい人でないと拾えません。(^^;
(写真撮影:重村通子特派員、蛭子公雄特派員)
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餅をかついで近所を練り歩き | |
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今か今かと待っています | |
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いくで〜! | 餅まきが始まりました |
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みんな必死です(^^; |