1998年のトピックスです。

三浦にログハウスが完成
三浦海岸にログハウスが完成しました。山戸さん達が建てたもので、伺ったときにちょうどいらっしゃいましたので、中も見せて戴きました。二階からは小祝島や三浦海岸一帯が見渡せます。電気は自家発電とのことです。
三浦への道路も良くなり、行きやすくなったので、これからは三浦が脚光を浴びるかもしれません。
←ログハウスでくつろいでいる山戸さん達
祝島沖にマンボウ出現!
陽気に誘われたのか、マンボウが瀬戸の潮にぷかり、ぷかり―。十八日午後三時ごろ、山口県熊毛郡上関町祝島の南約十キロの伊予灘で、徳山市瀬戸見町一丁目、遊漁船船長末藤実さん(52)が体長一メートル、体高一・二メートル、約五十キロのマンボウを引き揚げた。
海面に浮いているのを見つけ、網でたぐり寄せて釣り客二人と引っ張りあげた。逃げようとはしなかった。下松市汐見町の下松漁協前に接岸した末藤さんは「初めはアカエイかと思った。目の辺にけがをしており、船にぶつかったのかも。近くの養殖場に相談して、元気になったら放してやりたい」と話していた。
下関水族館の魚類飼育担当の中村勉さん(59)の話では、マンボウはクラゲなどを食べる硬骨魚。暖かい外海にすみ、瀬戸内海に入ってくるのは珍しい。 (12/19付 中国新聞より)
【写真説明】引き揚げられたマンボウと末藤さん(下松市汐見町の下松漁協前)
児童演劇全国離島巡回公演
11月13日祝島小中学生と地域の方たちを対象に、(社)日本児童演劇協会主催による劇団「風の子中四国」の講演がありました。
※「広報 かみのせき」より
祝島が「ズームイン朝」に登場!
10月30日(金)の「ズームイン朝」(日本テレビ、読売テレビ系列)に祝島が登場しました!
練り塀の石垣を中心に、祝島での暮らしの様子が紹介されました。

※上の写真はテレビ画面を撮影したものです。
80歳町長表彰
9月15日敬老の日に80歳町長表彰を受けられた方々を紹介します。(敬称略)
立道 利枝 石丸ユキヨ 清水 富一 岩本 正一
浜根 定 田原 綾野 三浦 三郎 江本 正義
三藤 孝一 金田 政次 山根 ユキ 吉原 要一
末長ユキ子 江本 キク 今井 萬次 藤崎千代子
松井マツエ 早川 勇
祝島航路 買収へ −3セク方式で運航
山口新聞 9月15日(火) より
上関町は、離島の祝島を結ぶ民間航路を買収し、第3セクター方式で運航するため、14日開会した9月議会に買収費1億4千万円を提案した。計画では11月1日までに譲渡契約や買収手続きを終え、新会社は寄港地の祝島、四代、蒲井地区からも出資を仰ぐ。同航路は「太陽運輸」が柳井港から上関室津、蒲井、四代を経て、祝島まで1日2往復運航している。町の進める離島振興プランの中でも、同航路の公営化が課題となり、今年3月から買収交渉を進めていた。
※中国新聞に掲載された関連記事はこちら
小中合同野外活動
5月29日,30日と野外活動がありました。今年は小学生も参加し、アットホームな雰囲気の中で行われました。
カヌー漕ぎ、火おこしなど初めての体験を通して、ひと回り大きくなった子供たちでした。時折雨の降る中、みんなで力を合わせ、飯ごう炊さん、キャンプファイヤーなどを行い、天気に負けないさわやかな笑顔を見ることができました。


中学生が野外活動の想い出を詩にしました。
夏近し カヌーに乗って 海の上 (清水景子)
暑すぎて ねぶくろけって けられたよ (吉本早苗)
夏の海 心に残る カヌーこぎ (木村 友)
かえるなく テントの中で じゅくすい中 (清水景子)
三浦への海岸道路が開通
平成5年の台風19号で破壊された三浦に続く海岸道路がようやく全線開通しました。以前の道路よりも広くて安全な道になりましたが、防波堤で海岸が見えにくくなくなったのがちょっと残念です。いちおう”県道”だそうです。
入学おめでとうございます
3月に5人の卒業生を送り出し、在校生が一人もいなく、どこか寂しげな様子もうかがわれた中学校で、4月8日に入学式が行われました。3月に隣の小学校を卒業した4名の祝島の娘。セーラー服もまばゆく、希望に満ちた笑顔で校舎の中へと入っていきました。これから3年間、いろいろな思い出ができていくことでしょう。

入学式後、今年こられた先生とパチリ!
'98年4月現在の祝島小・中学校の児童生徒数
小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 |
0人 | 1人 | 1人 | 1人 | 1人 | 1人 | 4人 | 0人 | 0人 |
卒業おめでとうございます

3月19日に 恵比須 梢さん
木村 友さん
清水 景子さん
吉本 早苗さん
の4名が、祝島小を卒業しました。

卒業式では、卒業生・在校生とも大きな声で、お別れの言葉、送る言葉を伝え合い、美しい歌声と共に祝島小を去っていきました。
4月からは、1年生だけの中学校が始まります。小学校とは違った表情を見せてくれることでしょう。
(大庭先生より)
卒業おめでとうございます
この春5名の生徒が祝島中学校を卒業されました
卒業生の皆さん
<卒業生に送る言葉>
ご卒業、本当におめでとうございます。
中学校3年間、いや、小学校からの9年間、いやいや、今までの人生およそ15年間の思い出が走馬灯のようにめぐりましたか?
私が5人とであったのは3年前。つい最近のことのような気がするけれども、写真を眺めながらそれぞれの成長の大きさを改めて実感していると、内容の濃い、多くの時間をともに過ごしてきたのだな、と思い知らされます。その時間の中で、十分なことをしてあげることができたかどうか、正直わかりません。与えたことよりも、もらったことのほうが多いような気もします。しかし、今日晴れの日を迎え、立派な5人の姿をみていると、親御さんをはじめとする多くの人々、祝島という自然豊かな環境、その他様々な物事から、教えられ、または自ら学び取り、成長してきたのだな、とつくづく思います。
これから先も、そうやってどんどん成長していくのでしょうね。まずは祝島を離れ、全く新しい生活から始まります。どんな日々になるのでしょう。楽しみですね。でも、良いことばかりではないでしょう。そんな時でも、「一人ではない」ということを忘れないでください。一人で問題を抱え込んで苦しまないでください。顔をあげればいつでも、見守っていてくれる人、ともに悩んでくれる人が側にいるはずです。また、成長するにしたがって自分の思うようにできることが増えてくると、自分一人でも生きていけるような気になることもあるかもしれませんが、両親をはじめとする多くの人のおかげによって今の自分があるのだ、ということを忘れずにいて欲しいと思います。みんなよりほんの少し長く生きている私からのアドバイスです。
自分を大切に。生きていく力:命を大切に。周囲とのかかわりを大切に、夢と希望を胸に抱き続け、上を向いて笑顔で歩んでいってください。 (倉田康恵)
※倉田先生の学級だより「新向日葵」3/13号より

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