1999年のトピックスです。

新定期船「いわい」就航

10月15日より、「わかしお」に替わって新しい定期船「いわい」(48トン)が就航しました。柳井港−祝島間が1時間10分とスピードもアップし、便数も1日3便に増えました。
「いわい」の名付け親は祝島中学校2年生の吉本早苗さんです。

「いわい」の船内、前部客室の写真です。テーブル席もあります。
「わかしお」に比べるとずいぶんゆったりと、そして豪華になりました。
こちらは後部客室です。荷物はこちらの客室の入り口のところに積まれます。
ちなみに両客室共に禁煙です。タバコは後ろのデッキで。
操舵室は前部客室と後部客室の間の通路の上部にあります。
臨時便「金森丸」就航
お盆期間の臨時便として、今年は「金森丸」が初めて就航しました。昨年までの「サザンセト」と比較すると、うーん、ちょっとなぁーという感じですねー。乗船できる人数も少なかったようです。来年は神舞の年なので、とてもじゃないけどこの船では乗客を運びきれないと思います。
定期船「わかしお」ももうすぐ引退して他の船とバトンタッチするとの噂もあります。次の船に期待しましょう!

【写真提供】黒磯一也さん
スナメリTシャツ販売!

スナメリを美しい海のシンボルにしよう― と、山口県熊毛郡上関町祝島の住民グループが、中国電力の上関原発建設予定地近くの海域に生息する希少動物・スナメリ保護をアピールするTシャツを作った。
Tシャツには、スナメリのイラストをあしらい「I love the beautiful sea」と訴えている。デザインは島の子どもと保護者がアイデアを出しあった。白地にイラストの色 が赤、青、紫の三種類で、子ども用からLLまで五サイズをそろえている。島民有志でつくる「祝島島おこし委員会」が計千二百枚を製作。 一枚千三百円で、今月上旬から販売を始めた。
Tシャツ販売をサポートする祝島漁協の山戸貞夫組合長は「スナメリは豊かできれいな海のシンボル。反原発だけにとどまらず、瀬戸内海の環境を考え、守る運動に広げていきたい」と話している。 ('99.8.18 中国新聞より)
問い合わせは祝島漁協、電話0820(66)2121へ。
重村さん 新聞に登場
元祝島郵便局長の重村定夫さんが中國新聞の「シニアライフ」のコーナーで紹介されました。
重村さんは、秦の始皇帝の命によって不老長寿の実を探すためにやって来たと言われる徐福の研究を始め、祝島の歴史について研究を続けていらっしゃいます。
※このホームページの作成でも、重村さんにはずいぶんお世話になっています。
「祝島のご案内」のページに掲載されている「コッコー漬」は重村さんが作られたものです。
善徳寺で餅まき

善徳寺の住居が完成し、5月2日に竣工式と餅まきが行われました。
餅まきの始まる午後4時には、たくさんの人が家の周りを取り囲み、異様な熱気と興奮に包まれていました。餅やお菓子が蒔かれ始めると、あちこちで歓声が上がり、みんな必死に拾っていました。おばさんたちの迫力は凄くて、前掛けや割烹着を広げて、その中にどんどん餅を集めていました。子供達も負けじとポリ袋を持ってこれに対抗し、かなりの成果を上げて満足げな様子でした。
ちょうどゴールデンウィーク中で島に帰省していた人も多く、久しぶりの餅まきを満喫していました。
卒業おめでとうございます

3月19日に祝島小学校の卒業式が行われました。
今年の卒業生は 清水 智子さん 一人だけです。
”祝島の「練塀」”が景観コンテストで受賞!
今回で7回目になる農水省主催の「美しい日本のむら景観コンテスト」で、”祝島の「練塀」”が全国漁業共同組合連合会長賞を受賞しました。
このコンテストは、我が国を代表すると認められる美しい景観を表彰するとともに,広く一般に紹介し,農山漁村の美しさに対する国民の理解を促進し,美しい景観の保全・形成に役立てることを目的としたコンテストで、下記の三部門に分けて表彰されます。
@文化部門
A集落部門
B生産部門
”祝島の「練塀」”は、このうち集落部門で全国漁業共同組合連合会長賞を受賞しました。

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